皆様こんにちは。
まだ夏は始まっていないのに暑さに悶え苦しむ髙田晃希です。
近頃は7月に出展させていただく「第1回 ファーマDX EXPO」の案内のため
各地のお客様に訪問させていただいております。
その中で作業の自動化という部分に関心が集まっている印象を受けました。
繰り返しの作業をロボットなどを活用して自動化することで
工場業務の効率化、省人化を図るというのは、
原材料費の高騰や人手不足といった世相を反映して
ますます注目度が上昇しているのかなとも思います。
業務の自動化にはAIの活用も重視されており、
DXの一環として各社様々な取り組みをされているようです。
ただ、GMP領域では
AIのバリデーションを確保するのが非常に困難という課題もあります。
AIが出力する範囲全てを網羅するのは現実的ではなく、
実用段階までは壁が多いのかなとも考えてしまいます。
とはいえ、技術の進歩は早いものですからあらゆるものが自動で稼働し、
AIが効率的な社会を作っていくという未来もそう遠くないかもしれませんね。
ところで、読んだのはずいぶん前なのでうろ覚えなのですが
星新一さんの小説に
皆がインコを肩に乗せて生活する世界の話があったのを思い出しました。
セールスマンが家庭に訪問して肩のインコに「買え」と言うと
インコがお客さんに向かって流暢にセールストークを展開します。
客のインコは「こういう商品の営業ですよ」と要約し
客が「いらない」と言うとご丁寧な断り文句を並べます。
こうして営業に失敗して落ち込んだセールスマンがスナックに行くと
スナックのママの肩のインコが「あなたが来ないとさびしいわ」と言って終わります。
なんだかChatGPTめいた話で面白いなと思います。
いずれは日常生活での様々なサービスにもAIが取り込まれていくのでしょう。
うまく活用していきたいですね。