朋電舎ISD事業部スタッフブログ

医薬品・化粧品業界向けシステム構築の株式会社朋電舎 ISD事業部のスタッフブログです。

転換 @hasegawa

こんにちは、長谷川です
自分の番が回ってくる頃にはいつも季節が変わっています
そういえば年も変わりましたね、2025年もよろしくお願いします

 

この会社に入って2回目の年末年始を迎えましたが、
12月は相変わらず出張まみれの忙しい月でした
年末の挨拶回りに行くとどのお客様も口を揃えて
「原材料や資材、運送費の高騰が苦しい」 と言います
本当に最近、物価が上がりましたよね

 

少年時代を思い出すと(今でも少年ですけどね)
よく自動販売機でナタデココ入りのソーダゼリーを買っていました
当時は110円くらいだった気がするんですけどね
今はもう150円で500mlの天然水を買う時代です

そんな世の中ですが、
お客様のなかには面談時にお茶を出してくださる方もいます
ペットボトルのお茶を頂くだけでも大変嬉しいのですが
寒い季節なので淹れたての温かいお茶を頂いた時には本当に頭が上がりません
そんなお心遣いに心打たれます、いい意味でヒートショックです

 

冗談はさておきまして
年末は20件以上の会社に訪問させていただきましたが
中でも印象に残った面談内容があります
近年急速に医薬品工場でのDI対応、電子化・DX化が進んでいますが
特に大手の製薬会社に関して言えば、
初回導入から5年~10年以上が経過しシステム更新の時期に差し掛かってます
その際、初回導入時の反省を踏まえ、
次期システムは標準仕様で導入をするように、
つまり可能な限り改造を加えないようにと強く意識付いてきている、
というものです
これは導入以降のメンテナンス性やランニングコストの側面からの反省です
確かに合理的な考え方だと納得するとともに、
そういえば、だんだんとシステム選定、ベンダー選定、
システム機能と現場運用の溝の洗い出し方法とか
医薬システムならではの導入プロセスが業界全体で確立してきたように思えます

これらは要するにお客様のニーズも少しずつ変化しているということです
ここ最近はシステムに求める条件がGMP対応・DI対応はもちろんのこと
ユーザーインターフェースやタッチ操作、クラウド構築などの
システムの利便性も求められてきています

弊社もシステム導入のみならず、
常に開発・バージョンアップに取り組んでいますが
変化するニーズに対応するためには
やはり営業がたくさんお客様と会って、
情報を収集していくことが大切なのだと強く感じました
ベンダーとしてはまず標準機能を充実させることを第一とし、
そのうえGMPのなかで
より使いやすいシステムを構築できるように精進したいと思います

私個人もこの会社の小さな歯車としてまた一年頑張ります

では!