朋電舎ISD事業部スタッフブログ

医薬品・化粧品業界向けシステム構築の株式会社朋電舎 ISD事業部のスタッフブログです。

お久しぶりです @koyama

約2年ぶりの日記になります。
お久しぶりです。

大変ご無沙汰してしまい申し訳ないです。
入社3年目になりました、営業 小山です。

大変業務が忙しくて日記が書けていなかったことにしておきます。
(忙しかったのは本当ですが、すっかり忘れていました;)

この2年でいろいろなことがありました。
それこそ一回の日記では書ききれませんが・・・

プライベートの方が変わったことが多いですが、
ちょっと個人的なことは置いておいて、
仕事のことをこれから少しずつ連々書いていこうかなと思っています。

今年入社した新人も2名、これから日記に加わるそうなので
そちらも楽しみにしながら、2年前とは違う
入社3年目らしい日記が書ければいいかなと思っています。

 

 

最近(ここ2年)の仕事の話ですが、
品質管理システム(LIMS)の引き合いがとても多く感じます。
やはりDI(データインテグリティ)の影響でしょうか。

生産管理システム導入の動機づけよりも、品質管理システムを今導入する
動機づけの方が社内の上長および経営者にも説明が付き易く、
お客様内での状況を鑑みても、
「生産管理システムよりも品質管理システム導入の方が早そうだ」
とお聞きすることが多くなっています。
(製販様による監査や当局査察で指摘を受けることのリスクより)

 

また、DIはシステムを導入されていない(紙記録を正とする)お客様に対しても、
対象とするために、影響のある企業がPart11/ERES指針の時よりも非常に多いことも
LIMSの引き合いが多い要因の一つであると考えます。

DIを既に検討、熟知されている方からすれば、
「今更何を言っているんだ」と思われるかもしれませんが、
確かにDI自体、1990年代にFDAの査察官により発出されている
ALCOAの原則に基づいているため、
PIC/S DIガイドラインや、FDAのDI査察で話題になり、
国内でWarning Letterも数件出されていることから、
最近話題になりだしただけで、DIの概念自体は真新しいものではありません。

但し、今現在、医薬品業界のお客様におきましては、
このDIが特にクローズアップされていることは間違いなく、
弊社としてもシステム導入に当たりDIへの対応を質問されることもありますし、
DIについてお客様が対応に悩まれている場合に
原則や、原則により求められている対応を御説明差し上げる機会が近年多くなっています。

 

そんなDIに関するワーキンググループも弊社内で発足しており、
月一回程度の頻度でDI自体の検討や、
弊社の今後の対応課題について検討活動を進めております。

医薬品業界の最前線に立たれるお客様と比べるとまだまだ浅学な私ですが、
今まで得た知識をこれからの日記で小出しに、情報をご提供出来たらと思いますので、
継続していけたらと思います。


以上、2年ぶりの小山日記でした。